【音楽遍歴】キーボードちえぞー編
【それぞれの音楽遍歴について語るリレー】
四番手は、神奈川ナンバーワンケーブル速巻きピアニストちえぞーです🎹(先手必勝)
学生の時ビッグバンドでSaxとFluteを吹いてた父と、放送部でDJまがいなことを演ってた母の間に生まれる。
幼児教育の音楽は、父と居る時はJazz、母と居る時はサザン・ユーミン・MJ等当時流行ってたポップス中心。
家にはFlute、アコギ、足踏みオルガンなどあって、小さな時から聴いたり触る環境にあった。
◆幼少時🎹
4歳の時、エレクトーンとピアノどちらがいいかと聞かれ、エレクトーンと答えたらしく、習い始める。
◆小学生📖
室山まゆみ先生を崇拝しており、マンガ家になるつもりでいた。なので、暇さえあれば絵ばっか描いていた。
小4あたりから、エレクトーンのレッスンがつまらなくなってきた。当時流行っていた光GENJIに例に漏れずハマり、先生からもポップス中心の練習本を提供されていたのだが、聴くのと、弾くののギャップが違和感となり、練習もサボり気味に。
◆小5運命の出会い🎅🏻
サボりを見抜かれていた時期、エレクトーンの発表会に向け、これやってみない?と先生が持って来たのがT-SQUAREのBIG CITYの楽譜。ベースがカッコよくて一気にハマった。
先生からダビングしてもらったカセットテープが擦り切れてしまい、見兼ねたサンタクロースがBIG CITYが入っているCD「WAVE」を12/25に持ってくるなど、アシストに次ぐアシストにより、Fusion沼にハマる。
◆中学編♩
Fluteのつもりで入部すると「Fluteはいっぱいです」と言われ、ジャンケンしTubaになる。1台しかないTubaが3年生使用中の為「Fluteと両方やっていいわよ!」と顧問が言うのを鵜呑みにしてしまい、3年引退後まんまとTuba専属になってしまう。
四分音符ばかりで、正直つまらん楽譜だと思っていた。しかし、底から支える事で全体って変わると実感していく。Tubaを演った事で、どの音楽も低音から聴くようになった。
B編成の弱小部だったが、楽しく活動できたのも、低音のTromboneやEuphoniumが幼馴染だったのが大きかった。休憩中に楽器交換したり、ベルに下敷き乗せて誰が一番飛ばせるか競争をしたり、楽器ケースでかくれんぼしたり。
Tubaをやりつつも、エレクトーンは楽しくやっていた。そんな中1の3月、スクェアの新譜「NEW-S」を購入。聴き始め5秒で Saxの音が違う!!と驚き、アルバム聴き終えてこれまでにない満足感を抱く。ブックレットの Saxの人がヒゲのおじちゃんからお兄さんに変わっていた。その後初めてスクェアのライブに行き、紗幕が降りてEWIでOMENS OF LOVEをぶちかましたお兄さんに惚れる。それが今も1番好きな本田雅人氏🎷
本田Saxになってから、ますますスクェア沼に沈む。エレクトーンで耳コピして弾いてみるようになった。高校でやりたいからと頼み倒してSaxを買ってもらい、家で練習するように。
スクェアの出演しているフェスやライブ等の映像で見る事で、他のJazzアーティストを知る。→この頃からスカパラやKRYZLER & KOMPANYを聴くように。
◆高校編🎷
吹奏楽部が強いという理由で入った高校。近隣の金賞常連中学のメンバーが主だったのと、某作曲家先生の弟さんが顧問というのもあり、B編成出身かつSax初心者の私にはレベルが高かったが、必死に食らいついた。
うちの高校だけでなく、当時(今も?)熊本の高校は朝課外というのがあり、HRの前の7:30~8:20までまるっと授業。しかも3年になると7時間目(夕課外)もある。しかし念願のSaxになれたことで、7時前からの朝練、昼練、授業後19時まで練習、土日も練習、と今思えばよく吹いてたなと感心する。
Saxパートにスカパラファンが多く、定期演奏会の楽器紹介曲を仔象の行進にするなど、楽しくやっていた🐘
コンクールでは2回九州大会まで行け(全国の壁は高かった…)、県代表で総文祭に2度行けるなど充実した3年間だった。
顧問は担任でもあり、高1から進路相談をしていた。音大に行きたいと言ったら、部活辞めてレッスン受けた方がいいとも言われた。しかし部活やりたくてこの高校に入ったので、部活やりつつ、エレクトーンとピアノのレッスンを受けることに。しかしフニャフニャ鍵盤を弾き慣れてる指にピアノは硬く、ハノンとバッハに悩まされる。
いよいよ進路を考えなくてはならない3年時、1年で入部してきたSaxの男子が超絶上手く、聞けば両親ともに音楽の先生で、兄姉ともに音大に行き、彼自身も幼少時からレッスンを受けていると知る。音楽の道に進むってこういう子なんだな…と悟り、普通の大学を目指すことに。
ちなみにその彼は東京○○域やらAtomなんたらで活躍しているH君である。
→この頃はクラシック(部活用)とFusion&Jazzを聴きまくっていたが、ひょんなキッカケで電気GROOVEにハマる。同世代はA室さんなどに夢中になっており、存在すら知らなかった私は世間とのギャップを自覚。
◆予備校編✏️
さすがにライブは自粛していた期間。エレクトーン弾くのはいい気分転換になった。
◆大学生編🍺
センター試験で旧課程(浪人生)の数学が新課程(現役生)のより難しく、得点修正がされなかったという事件があり、理系の私モロに影響を受け、志望校に落ちるハメに。友人達は二浪を決めたが、心折れた私は滑り止めで受けた大学に進学。
3年4年でがっつり実習がある学部の為、音楽関連の部活やサークルには入らず、ゆるっとできそうなボランティアサークルに入部。
しかしボランティアとは名ばかりで実態は飲みサーであった。新歓コンパで1人1本焼酎が出てきた。ほぼ毎日誰かの家で飲み、飲み会となると5次会まで。一生分飲んだ。
エレクトーンは相変わらずやっていた。グレード受けて先生になるという選択肢もあったが、自分の好きなジャンルしか力を発揮しないタイプの為、他人に教えるのは無理と悟る。グレードが義務にならなくなってからの方が楽しく弾けるようになった。
→この頃エレクトーンのライブで米米やら熱帯JAZZ楽団など演っていた
◆社会人編🚗
不本意な大学入学ではあったが、国家資格を2つ取れ、手に職をつけることができた。就職し、夜勤はあったが元気有り余り、夜勤明けでライブに行き次の日日勤も平気でやっていた。福岡や東京への遠征もしていた。
しかし燻っていた音楽への憧れが再燃🔥
◆上京・専門学校編🎧
新宿にある某音響専門学校のPAやレコーディングエンジニアの養成コースに入る。音楽を仕事にするなら普段自分が聴かないジャンルも聴いておくべきと先生が言い、各自おススメアルバムを作成しクラス全員で回すことに。
→この時に知ったのがこれまで聴かないRock系。Dream Theater、MUSE、COLDPLAY、EXTREME等聴くように。またトランス好きの子から教えてもらったInfected Mushroom(サイケ)にハマる。
◆PA(音響)編♪
舞台音響の会社AでフリーPAとして仕事。仕込みバラシに役者さんのヘッドセット作成やワイヤレスマイクの管理(衣装替えの時に外したりつけたり)、ミュージカルの劇伴(SEや音源をセリフに合わせて出す)などやっていた。
学生時代の恩師より「お前夏休み暇か?」と言われ面接に行った会社Bで某アイドルグループのツアーの仕事を貰う。実はめちゃくちゃファンでチケットも持っていたが、折角掴んだ仕事のチャンスと覚悟を決める。スタジオでのリハで毎日顔を合わせる事になるも、決して私情を出さないと覚悟をもって臨んだ為、仕事終わって毎晩母親に「今日のO氏がいかにカッコよかったか」を吐き出す日々が続く。
その後もミュージカルの仕事をやり、冬になり今度は某2人組のツアーの仕事を貰う。
事務所から推されてるのもあってか、リハに社長が来るなど。生バンド、生オケ、ダンサーが入り、演出のクオリティーの高さに驚く。カウントダウンにて、4ヶ月ぶりにO氏に声をかけられる。覚えてくれてた事だけでこれからも一生ご飯食べられる。
その後当時8人だった某グループの1stツアーの仕事をする。横アリで仕込み中、舞台監督チームの姐さんから呼び出され「ここに引いてるケーブルが邪魔だからどかせ」と言うので、音響のものではないと説明するも、言い訳するなとビンタを食らう。実際他のチーム(照明さんか特効さんか)だったので、ツアー後の打ち上げでベロベロに酔った姐さんから「あの時はゴメンねぇ~」と謝罪される。こういうメンタルじゃないとこの業界ではやっていけないのだな…と悟る。
また当時は音響の仕事しながらツアーの合間にバイトをしてたが、金銭的にキツく、来月分の家賃払ったら貯蓄も底をつく差し迫った状態だった。恥ずかしい事に、大学の奨学金の返済や年金も滞納しており、義務を果たさず生活や健康に支障をきたしてまで続ける事に疑問を感じ、貰っている仕事を最後に音響の仕事を辞めることにした。
◆そして今に至る😊
音響の仕事を辞めて暫くは、生活を立て直すのに数年かかり、楽器をやるどころかライブにも行かない日々が続いた。転職もして30半ばでやっと余裕が出てきて、音楽を趣味として割り切れるようになる。
知り合いとゆるっとバンドを組んでいたが、ドラムがフランスに、ベースがタイに転勤になり活動が停止。
2年前、ダラダラ通ってた大学(2つ目)を卒業するのを機に、サックス🎷を吹ける場を探していたらカルメラオーケストラを見つける。
カルオケに参加し、音楽を皆で奏でる楽しさを思い出すことができた。その仲間繋がりでくま75に誘われて今に至る。バンド練では仕込み&バラシ隊長か。
週一ペースでライブに行き、自分でも演奏する機会が増え、とても充実している😊
山あり谷ありで脱線だらけな人生ですが、自分の身の丈に合った生活と音楽への関わりがやっとできています。
色んなライブに行っているので、いずれお話できれば。
→現在のヘビロテ:H ZETTRIO、Calmera、TRI4TH
Keyちえぞー